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SPECIAL TALK
社員が語る松鶴建設の魅力
02
ベテラン社員
採用担当
時代の流れに沿って変わり続けてきた
松鶴建設の「未来」のカタチとは
経営企画部 人材戦略室 室長
川田 逸人
2022年入社
経済学部 経営学科出身
東京支社 工事部
吉村 祐司
1999年入社
建築科出身
東京支社 工事部 課長
渡辺 健太郎
2008年入社
理工学部 土木工学科出身
最近の若者は個性豊かな傾向
成長の鍵はコミュニケーション
川田:お二人が松鶴建設に入社された時代はどんな感じだったんですか?
渡辺:今とは別の会社ですね(笑)。
吉村:社自体も新しくて少人数。新卒で入社してくる子はほとんどいませんでした。ちょうどバブル経済が弾けた時期で、そのあおりで倒産した会社から来た人たちが、上司や先輩には多かったですね。
渡辺:福岡本社はコンスタントに新卒採用を行っていましたが、東京支社で新卒採用が中心になったのは、ここ7、8年です。
川田:松鶴建設で新卒採用が定着したのは、そんなに昔のことではないんですね。最近、新卒で採用した社員は、以前とは変わってきていますか?
渡辺:以前はどの子もおとなしくて、同じように見えました。でも最近は、話を聞くだけではなくて、ちゃんと意見を口に出す。個性をしっかり持っている印象です。
吉村:みんなやる気がみなぎっていて、グイグイ来る感じですね(笑)。
川田:彼らを育てていくうえで、なにか気をつけていることはありますか?
吉村:みんなすごいやる気があるんだけど、一方でなにをやっていいかわからず、不安を感じていたりもします。その想いを汲み取ってコミュニケーションをとらないと、いつの間にか、彼らのモチベーションも削られていってしまう。もちろん、ビジネスマナーや俗に言う「報連相(報告・連絡・相談)」を教えるのは基本です。
渡辺:自分もコミュニケーションを大事にしています。上から教えると言うよりも、日々の会話のなかで学んでもらいたいことを盛り込んでいく。吉村さんが例に挙げた「報連相」がどうしてたいせつなのかといったことも、自然に受け入れてもらえるように、若い社員と対話をしながら、こちらの考えを伝えていくという感じです。
川田:「この若手はいいな!」と思うのはどんなタイプでしょうか?
渡辺:コミュニケーションを積極的にとるタイプかな。コミュニケーションは、本人の成長にも仕事の結果にもつながります。
川田:チームでやる仕事だから、コミュニケーションは本当に大事ですよね。社内だけではなくて、協力会社の方もいるし。
吉村:元気な子、明るい子は得ですね。外部の職人さんからの評判もいいし、向こうからいろいろと教えてもらえます。
たとえ建設の知識がゼロでも
可能性があふれる若手に期待
川田:就職活動している方から、よく残業時間について聞かれます。残業を減らすために、現場ではどのような工夫を?
渡辺:残業を減らすためには、さっき話に出た「報連相」が重要で、コミュニケーションをとりながら、チームで効率よく業務を行うことが必要です。しかし、業務量が膨大な現場だと、残業をゼロにするのは、正直言って難しい。そういう現場でも、業務量には濃淡があって、忙しいときと余裕があるときがある。余裕があるときに順番に休みをとることができるようにしています。
吉村:仕事量を整理して、なにから取り掛かるのか、優先順位をつけることがたいせつですよね。そうすれば、職員を休ませられる余裕も生まれやすい。
川田:最近は会社でいろいろな研修を実施していますが、どのように見ていますか?
渡辺:どんどんやった方がいい。仕事の効率化だって、研修で人の話を聴くと思わぬ発見やヒントがあったりする。
川田:現在、新入社員をフォローする研修なども行っていますが、もっと充実させたいですね。ベテランのお二人から見て、松鶴建設はどんな会社ですか?
渡辺:ちゃんと変化しようとしているのがいいところだと思います。さっきの研修とか、働き方改革とか、人材の雇用とか、新しいことをどんどん取り入れている。
川田:若手社員でも社長面談で課題を訴えることもできるし、不満を口にするだけじゃなくて、社員が当事者意識をもって変えていける環境があるのがいいですよね。
渡辺:不満が不満のまま社員のなかに残らない。課題もあるけど、変化の途上だから、しっかりと世の中の動きに追いついていければ、自ずと解決されるでしょう。
吉村:私は、松鶴建設の社員は真っ直ぐだなと思います。会社が打ち出した方針に集中して取り組むイメージがある。社内に派閥があったりするとまとまらずに、目的を達成できないまま終わります。うちの場合は、社員同士のつながりも強いし、団結して一つのことに取り組む雰囲気がある。中途採用の人は経験がある分、こういう社風に戸惑う人もいますが、新卒で入ってくる方は、自然となじんでくれる。
渡辺:技術の点でも同じことが言えます。たとえ10年の経験をもった人が中途で入社しても、その年数に見合う実力をもっていないこともある。うちは公共工事中心なので、民間を中心にやってきた人が実力を発揮できないこともあります。そうであれば、たとえ未経験で知識がゼロでも、新卒の方を採用して、一から教えた方が将来性があるんじゃないかと思っています。
川田:最後に、今後、松鶴建設でなにを成し遂げたいとお考えですか?
吉村:うちは土木がメインですが、自分は建築畑なので、今後は建築要素を増やしていきたい。たとえば、松鶴建設で浄水場を新築するとか。これがひとつの目標です。建築の道を志している新卒の方がいれば、ぜひ入社してほしいですね。
渡辺:規模が大きな仕事をしたいというのはもちろんありますが、加えて、松鶴建設が松鶴建設らしく続けていければいいなと思います。新入社員も含めて、社員のみなさんには、仕事におもしろみを感じて楽しく仕事をしてほしいし、自分もそんな環境で仕事をしていきたい。松鶴建設がそんな会社であり続けてほしいと願っています。